Peace Boat Disaster Relief
Peace Boat Disaster Relief (PBV) is a Japan-based NGO working to assist people in disaster-affected communities and strengthen the capacity of local communities to response to disasters both in Japan and around the world.
PBV believes that, above all else, people are the key to reducing disaster risk, building resilience and minimizing impact of disasters.
Following the Great East Japan Earthquake and Tsunami 2011, PBV (formerly Peace Boat Disaster Relief Volunteer Center), a specialist organization to focus on:
- Domestic and international disaster relief
- Disaster risk reduction (i.e., disaster preparedness, prevention, mitigation, response and recovery), such as the training, dispatch and coordination of volunteers
- Networking with individuals and organizations working on disaster risk reduction, emergency relief and public institutions locally, nationally and internationally.
Background
NGO Peace Boat has carried out emergency relief operations since 1995, delivering emergency assistance and raising funds, as well as coordinating the dispatch of experienced logisticians, interpreters and volunteer teams to disaster-affected areas all over the world. Peace Boat’s first disaster relief efforts took place in 1995, following the Great Hanshin-Awaji Earthquake in Kobe, Japan when teams of volunteers provided assistance, supporting community access to food, water and other basic supplies as well as humanitarian support. Since then, Peace Boat organized emergency relief operations in 15 disaster-affected countries around the world, including Turkey (1999), Taiwan (1999), Algeria (2003), Sri Lanka (2004), Pakistan (2005), Indonesia (2006) and Chile (2010).
Peace Boat Disaster Relief (PBV) was founded in 2011 by the NGO Peace Boat with their experience and expertise gained in relief projects. PBV has inherited the philosophy of “disaster relief beyond borders contributes to creation of regional and global peace” and experiences of its related organization, NGO Peace Boat which had engaged in disaster relief efforts in Japan and overseas since the Great Hanshin Awaji Earthquake in 1995. PBV has carried out diverse relief projects in 54 communities across Japan and 31 countries since its foundation (as of March 2021).
Contact detail
PEACE BOAT DISASTER RELIEF
Address: 3-13-1-2A, Takadanobaba, Shinjuku-ku, Tokyo 169-0075, Japan
TEL:+81(0)3-3363-7967
E-mail:relief@pbv.or.jp
WEB:https://pbv.or.jp/en/
Facebook:https://www.facebook.com/PBVsaigai
Twitter:https://twitter.com/PB_saigai
LinkedIn: https://www.linkedin.com/company/peace-boat-disaster-relief/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UCxpDisZo82JvpRavwGC0ZQA
一般社団法人 ピースボート災害支援センター(PBV)
1995年の阪神・淡路大震災以来、国内外で災害支援活動を実施してきた国際NGOピースボートの「国境を越えた災害支援は、地域や世界の平和つくる」との想いと経験を受け継ぎ、東日本大震災支援を契機に災害支援を専門とする団体を設立。以来、日本と世界各地で発生した災害に対して、多岐にわたる支援活動を実施しています。これまでに海外31ヶ国、国内54地域での被災地支援を実施し、災害支援現場で一緒に活動したボランティアの数は延べ10万人を超えます。
平時には行政や社会福祉協議会、企業、学校などで防災・減災教育や災害ボランティア・トレーニングを実施しています。地域の災害レジリエンス(対応力・回復力)を高める事業を推進し、目的に合わせた研修や訓練をこれまで500回以上、受講人数は延べ14,000人以上にのぼります。
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-1-2F-A
TEL:03-3363-7967(11:00-16:00/土日祝定休)
FAX:03-3362-6073
E-mail:kyuen@pbv.or.jp
Facebook:https://www.facebook.com/PBVsaigai
Twitter:https://twitter.com/PB_saigai
人こそが人を支援できるということ
誰しもが、自然災害に遭遇する可能性があります。
国や地域を越えて、すべての人々が互いに助け合える社会を作ることが、困難に立ち向かう力になると信じています。
私たちは、災害に見舞われた地域の回復のために、そこの文化や営みに寄り添い、支援者として自発的に関わる方々の想いをカタチにしていきます。そして、大切な家族や友人、コミュニティを守るために、防災・減災を学ぶ機会を提供しています。
Ⅰ.国内外の災害支援
2011年、東日本大震災の災害支援を契機にPBVを設立し、以降も日本各地の震災や風水害、豪雪災害の被災地へボランティアを派遣してきました。また、国際ネットワークを活かした海外での災害支援も展開しています。災害の規模や種類により活動内容は異なりますが、まずは被災地へ先遣スタッフを派遣し、現地ニーズ・状況・条件などを調査した上で「ボランティア・物資・資金・情報」の中で適切な支援の形を検討します。同時に、東京事務局でも後方支援の準備を開始することで、ボランティア派遣決定後すぐに募集を始められるようになります。被災地での活動は、日々状況が変わるなかで、組織的かつ責任ある支援活動を進めていきます。
被災地の課題に合わせて多様な支援を展開しています。
・食事支援(炊き出し)
・物資支援
・家屋清掃/家屋保全
・写真洗浄
・災害ボランティアセンター運営サポート
・避難所運営サポート
・仮設住宅支援
・コミュニティ形成サポート
・支援団体間調整・連携サポート
・地域産業サポート
Ⅱ.防災・減災への取り組み
私たちは、自然災害の発生自体を止める術を持ちません。しかしながら、過去の災害から学ぶことで、次の被害を最小限にするための努力はできます。地域の防災を考える時、お互いが支え合えるコミュニティと外からの支援を効果的に力に変える仕組みが必要です。そのためには、日頃からの防災教育など、事例に基づいた実践的な想像力を養うことが大切です。。また、災害発生からの応急対応に始まり、復旧・復興、次の災害における被害抑止や被害軽減といった取り組みを、個別ばらばらではなく一連の流れとして受け止め、実行することが具体的な減災へ道のりと言えます。
- 災害ボランティア・トレーニング
東日本大震災では、多数のボランティアが被災地での活動をし、復興への大きな後押しになりました。この経験や課題を共有し、今後の地域防災や広域災害での救援活動に活かすための人材育成の取り組みを行っています。初めてボランティアに参加する側にとっては「何を準備したらいいの?」「専門性のない私が参加してもかえって迷惑をかけるのでは?」などの戸惑いや、高齢化が進む地域では現場で動けるボランティアの数が確保できないなどの悩みがあるのも事実。これらの課題にきちんと向き合うためにも、「災害ボランティア・トレーニング」を行なっています。
②防災教育
災害大国言われる日本では、今後も南海トラフ地震や首都直下地震など大規模震災が想定され、また毎年のように台風や集中豪雨による水害が発生しています。日本全国、どの地域でも災害が起こる可能性があります。災害に備えるためには、自分自身の事として考え、家族や地域の状況に合わせて具体的にイメージしながら対応を検討する必要があります。また、これまでの災害の経験や教訓を知ることも有益です。PBVでは、ワークショップや講演、イベント、冊子を通して災害対応を検討する事や被災地に訪れるプログラムなど、多様な防災教育に取り組んでいます。
Ⅲ.支援をつなげるネットワーク
災害時には公的機関と民間がお互いに連携・協働することが重要です。平時から様々なネットワークに参加し「顔の見える関係」を築くため、防災訓練や研修にも積極的に参加しています。
- ジャパン・プラットフォーム(JPF)
- 国際協力NGOセンター(JANIC)
- Global Network of Civil Society Organisasions for Disaster Reduction(GNDR)
- NGO安全管理イニシアティブ(JaNISS)
- 支援の質とアカウンタビリティ向上ネットワーク(JQAN)
- 全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)
- 防災・減災日本CSOネットワーク(JCC-DRR)
など
世界各地のパートナーと連携しながら国や地域を越えて災害の教訓を共有し、その学びを活かす災害に強い人や社会づくりを進めています。2014年に国際NGOピースボートは、国連防災機関(UNDRR)の推進する、世界防災キャンペーン「Making Cities Resilient: My City is Getting Ready」の公式パートナーとなりました。2015年に開催された第3回国連防災世界会議では、市民セクターの中心的な役割を担いました。災害に強い人や社会づくりを進めています。